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外尾 悦郎
2008/07/13 18:25:48 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 世界で活躍する日本人
uppic 外尾悦郎さんという日本人を知っていますか?

我々が一度は聞いた事のある建築物の彫刻を主任として指揮している人です。

その建造物とは、スペインにあるサグラダファミリア教会。そうです、あのアントニオ・ガウディが1882年から建築を始めたあの、有名な石の建造物です。オリンピックも開催された、バルセロナにある世界でも有名な教会です。

ガウディは実は引き継いだそうです。もともと、違う建築家が担当していたらしいのですが、教会側と話が折り合わず、後任としてガウディが引き継いだのです。

当時、ガウディは有名な建築家でも彫刻家でもなかったのですが、建築責任者となりガウディ1926年に亡くなるまで、この教会を掘り続けたそうです。

時は流れ、ゆっくりと堀彫り続けられているこの教会は、先の大戦でも破壊されることなく現在、建設中。完成まで500年かかるという壮大な教会です。

そもそもこの教会は、貧しい人々のために聖家族に捧げる贖罪教会として建設をスタートしたもの。建物の彫刻は全て。聖書にならい全て物語りになっているそうです。

しかし、石の文化のヨーロッパといえど、その時間のかけ方はすごいと思うよ。。

さて、そんな世界的な教会の要ともいえる主任彫刻家が日本人という事は以外です。何度かテレビで取上げられたしましたが、それでもびっくりだな、何度考えても。

実は、このサグラダ・ファミリア教会の設計図や模型は、スペイン内乱(1936〜1939)で全て消失してしまっていて、残された弟子達が細々と進めていたそうです。もう完成はしないのではないかとの憶測もあったでしょう。

ところが、時代も変わり今から約30年前、日本の若者が旅行で訪れたこの地で進められていたこの世紀の建築物に興味を持ち、「彫らせて欲しい」の一言で彼の人生が決まったのには驚きだ。当然、その時は断られたそうなんだけど、それでも彼は足しげく通ったらしいのです。

そして、現在のポストで活躍しているのです。

でも、バルセロナ・カタローニャ地方の人達の懐の深さは凄い!日本で言えば、国宝で世界遺産の姫路城の改修工事を任せているようなもんです。日本ではありえませんね。

でも、やっぱり一番凄いのはこの外尾氏でしょう。設計図も無く、完成予想図もないこの建造物を、ましてや、仏教徒思想の人間が聖書物語の彫刻をしてしまうのですから。

現在、彼が手がけた画像にもありますが「生誕の門」は2000年に世界遺産登録されたものです。ちょうど東側の入り口だそうです。

世界遺産って、現在作られたものでも登録されるんだぁ、と変なところで感心してしまう。

そんな、日本人が今日も情熱の国スペインはマドリッドで石と向き合っています。

そうそう、このサグラダ・ファミリア教会の完成予想は最近少し早くなったそうな、2256年頃だそうです・・・。なんともはや。。




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