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被爆マリア
2008/08/21 23:10:07 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 全般
uppic 広島には原爆ドームという後世に残す「被爆建物」が残されています。

長崎にも原子爆弾が落とされましたが、全て取り壊され、負の遺産が地上からなくなりました。

九州、小倉に向かっていたB-29は、8月9日に上空まで到達していたのですが厚い雲に覆われ、目視投下を命令されていたので目標を長崎に変更したのです。

そして、投下された爆弾は目標より大きくそれ、ちょうど浦上天主堂上空で炸裂しました。

投下後のアメリカ軍は、衝撃を受けました。

多数の死傷者がいたからではありません。広島型の爆弾と違う長崎型の爆弾の威力に衝撃を受けたのではないのです。

日本のキリスト教のメッカに原爆を投下してしまった事への衝撃です。

戦後、この事実をヨーロッパ等のキリスト教国に知らされないように占領下のGHQは厳しい情報統制を行いました。

この浦上天主堂にはマリア像や無数のキリスト像や天使達がありました。

アメリカ軍の目を盗み、そのマリア像の頭部を隠し持っていた方がマリア像を浦上天主堂に返還し、現在、天主堂内祭壇に安置されています。

アメリカの思惑はここでは、糾弾はしません。

被災前のマリア像と、隠し守られていた「被爆マリア像」その変化を見るだけで、人間はどれだけ愚かな、そして、哀れな生き物なのかが分かります。

被災前のマリア像は画像が少なく、小さい画像しかどうしても見つけれれませんでした。

優しく美しい顔には、安堵が感じられます。恐らく、東洋人が作ったマリア像でしょう。西洋独特の哀れみは感じられません。

被爆後のマリア像は、目の部分の水晶は溶け落ち、髪や装飾まで削げ落ち、頭部には亀裂が入り・・・まさにこの世の行く末を見つめている姿になってしまいました。

現在は平和な国になりました。日本は。

このマリア像は、私たちに何を訴えようとしているのか分かりますか?

長崎を訪れる機会がありましたら、まず、このマリア像に会いに行ってください。



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