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珍しい石。
2012/07/31 16:09:32 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 ジュエリーなど

さて、ここはどこでしょうか?大変有名なだれでも知っている場所です。緯度線が大ヒント。































答えは・・・・南極でした。






























南極は1.6kmの氷に閉ざされた「島々」でこの分厚い氷が覆う事で「大陸」に見えているだけなんです。地球の歴史から見ると南極を始め全ての「大陸」は元々、赤道付近の熱帯地方に位置していました。大陸移動で引きちぎられるように分裂しました。理科でも習いましたが、ゴンドワナ大陸というのが1億6千年前を境に赤道付近から長い年月を経て現在の位置関係になったのです。

ゴンドワナ大陸以前は、下の土地がバラバラだったのですが約6億年前(古生代です)に赤道付近に集結、その時の大陸衝突帯が赤いラインの所です。職業柄の話になりますが、宝石の原石の殆どが、この衝突帯から多く産出されています。




















さて、なぜ南極が注目されているかというと・・・「天然資源」です。全ての資源が存在している場所として国際的に開発を見合わせている「南極条約」というのもある程で、南極の権利はどの国も喉から手が出るほど欲しいのが本音でしょう。。。コワイコワイ。

そんな地球の歴史の年輪ともいえる「天然資源」が豊富な南極の物は、当然、石1つたりとも持ち出し禁止で国際条約に規定されています。唯一、持ち帰る事が出来るのは「研究用」「展示品」など国の証明が無いとNG・・・と言う事になっています。要は研究者か研究機関のみという事になります。この頃は南極上陸旅行もあるそうですが、持ち物検査は厳しいらしい。

そりゃあそうだ。鉱物1つで、地中にどのような資源が眠っているか分かってしまうんですから。




でも、南極の石、私、持ってるんです。合法的?に入手した大切なコレクションの1つ。























この鉱物は5億年前の大陸衝突帯で出来た物です。凄まじい摩擦圧力で生成した鉱物が標本箱の様に入っています。

小豆色はガーネット、黒い帯は金鉱石(金がキラキラしてます)、エッジにゴツゴツしているのはコランダム(サファイア)、水晶、雲母、変成岩、花崗岩、多分、ダイヤもあるはず。。。とにかく重い。

なぜ、この石が・・・子供の頃に住んでいたシンガポールで手に入れた(もらった)のです。シンガポールは日本の南極観測船の補給寄港地で、当時の観測船「ふじ」が1年に2度入港(往復ですから)してくるのです。




今から35年前の事なんで、何次越冬隊か忘れましたが、入れ替え隊員(南極に向うチーム)が入港してきた時の見学会に乗船した時に、ある隊員さんと仲良くなって「帰りに石を持ってきてください」とお願いをしたのです。

1年後、あの隊員さんが交代して日本に向かう途中に寄港したとき再び、見学会に行ったんですが、皆さん真っ黒に雪焼けして目がギョロギョロしていて野獣の様な雰囲気で、当時、小学生だった私は少し怖かった印象が残っています。私は一応、甲板で出迎えている去年見た隊員さんを探してみたけど、風体があまりにも変わっていて全く分からないまま。。。色々な展示品や隊員さんのお話しや映像を船内で見せてくれ、いよいよ帰ろうとした時・・・

「こんにちは!覚えているかな?」

と、髭モジャモジャの人が私の後ろに立っていました。

「こんにちは・・・」と言うのが精一杯。一緒に来てくれた母が何やらその隊員さんと話している。

「君と約束した南極の石を持ってきたよ」とこの石を手渡されたのです。子供ながら持って来てくれるはずもないし、覚えていないと思っていたので嬉しくて嬉しくて・・・

後で母に聞いたら、その隊員さんは南極のビデオ上演会で一番前で口を開けながら画面に見入っていた私を見て、「見つけた!」と確信したそうです。この話しは私の一族では笑い話しで、帰国しても高校生くらいまでは語り草になっていたのです。。。まったく。


とまぁ、思い出話しになってしまいましたが、要は南極の石をコレクションとして持っている、という話しでした。



台風心配。


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