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越前海岸地層帯その1。
2012/08/28 22:02:19 ブログカテゴリ 日常 | 書庫 行く先々の話し。

福井県越前海岸は春先は水仙の名所、夏は海水浴、秋は魚、冬は蟹・・・と一年を通して日本海の魅力を発揮するエリアなんだけど、ワタシの場合、目まぐるしく変化する地層が標本のような場所なので海岸線を見ていると楽しくて仕方が無いのだ。

今日は多くの地層が観察できる海岸線で「礫岩(れきがん)」を身近に見ることの出来る場所を紹介ますね。

地層とは簡単に言うと、「地球が動いている証」です。なので、過去、そこでどんな動きがあったのか分かる貴重な証言者なのですよ。。。その中で「礫岩」と言われる岩石達は、大きく分類すると堆積岩(たいせきがん)に属すのですが、堆積・・・なので、海底や湖底にあった礫(れき)が押し固められて出来上がった地層なので、一見、コンクリに混ぜた石のように見えますが、200万年以上の時間と膨大な地中の圧力が必要となります。

まず、どんな風合いか見てみます?








































今日行った場所の礫岩帯は第三紀層で2350万年前〜170万年前の地層で日本海が出来上がるときの地殻変動の際に吹き上げてきたマグマに押し上げられて地上に出てきた地層なんです。その時、海底や湖底に堆積していた「石ころ」が、高温で半溶岩みたいなものが接着剤のようになって、川を転がって角の無くなった石を取り込んだのです。

川原にある石みたいのが沢山あるでしょ?当時、既にその場所に川が何万年も存在していて、ゴロゴロ転がって丸くなった石が海岸線や川原にあった何よりの証拠なんですよ。現在のように環境が出来上がっていたのに噴火や地殻変動が起こった事を意味しています。

海に向かっている礫岩帯。地上に出てかなり風化しています。








































実はここ、立ち入り禁止の旧国道跡なんです。だはは。2004年まで実際に使われていたところで、この礫岩帯の風洞をトンネルとして道路を通していた場所。








































2枚目の先がこの風洞です。風化が激しく落下防止の鋼鉄製のネットで補強していたみたいですが、追いつかなかったようです。ここはいずれ、崩壊すると思います。








































記念にもう一枚。見納めになるかもよ。。








































そして風洞の先には礫岩の立岩がそびえているのだ。圧巻の風景を独り占めでした。








































ここで少し不思議な体験をしました。

カメラはオートフォーカスなので普段ならピンとはすんなりと合うんだけど、ここはなかなか落ち着かなかった。ほとんど、ピンボケでしかも色彩が少し変なんだ。何度も取り直すけどウマくいかない、挙句の果てに、カメラの温度が上がりすぎてエラー表示が出た・・・初めての経験。

ワタシは思った、ここは磁場が活発な時とそうで無いときがあるに違いないと。普段持っているコンパスを今日に限って持っていなかったのが悔やまれる・・・なんたって溶岩が噴出した所だから何かしらあるの違いない。


撮影しているワタシの後はトンネルが・・・この中は寒かった・・・。








































このトンネルに入ったのがいけなかったかな。。。。なんちゃって。

礫岩のお話しでした。

「その2」はありますよ。「その3」は無いかな・・・


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